第27期(2013〜2014 ) 


今期年間テーマ: 『五感を基礎に豊かな学びを』

10月例会(2回) 例会案内
今月例会テーマ:雅

 会長挨拶





  先日の台風26号は 浜松は被害なく通過致しました。

しかし、伊豆の大島では、死者、不明者合わせ 50人弱が 山、津波に襲われました。

日本は「台風と地震の国」自然の災害が多く 常に自然の厳しさに向き合っていかねばなりません。

しかし厳しい自然があるから美しい日本があるとも言われています。

科学が進んでも 人間は自然には勝てるはずもなく、それこそ

五感を研ぎすまさなければと思うばかりです。




                                                                                    浜松クラブ会長 河島雅子





 インスピレーション

                   

  [雅]

雅、広辞林で調べてみた。

優雅であること 上品なこと 気高いこと

風流 風雅 風流な言葉 上品な言葉

どう考えても 私には縁のない事ばかり

生まれ 育ちによるものと思う。

今更どうにもならない。

なろうとも思わない。 負け惜しみかな

せめて目出度い名前をつけて

もらっただけでよしとしよう


                                                               鈴木 寿子 





   プログラム    


古典に親しむ

題名  名前 
伊勢神宮出す62回式年遷宮によせて 

古来 日本人は木に対して特別な思いを持っている

「古事記」や「日本書紀」に
杉と楠は浮宝(舟 ) 檜は瑞宮 槇は棄戸(棺) 
と記述されている


古来より職人は、これらの材料を駆使し何百年にわたり
先人達の技を受け継ぎ
伊勢神宮の遷宮が行われる

これらの技をますます磨きをかけ 次の世代に受け継ぎ
日本の木の文化を、広めていきたいと念ずる 

斎藤 くら 

児のそら寝 

河島 雅子

百人一首

天つ風雲のかよい路ふきとじよ
乙女の姿しばしとどめむ  僧正遍昭 


朝元 千恵子 

額田 姫王 


染谷 順子
 

失われた時を求めて 


太田 雅子
 

長唄 


鈴木 寿子
 

オオクニヌシの命 


鈴木 貞子
 

国宝京洛北・洛中絵図の展覧会を見て 

斎藤 佳枝 

万葉集 

田児の浦ゆ うち出でて見れば 真白にそ
不尽の高嶺に 雪は降りける
巻3-318 山部赤人

鈴木 三枝子 








 
猛暑、大雨、台風と不順な天候が続きます。
会場には、すすきや紫式部が飾られ、秋を感じるセッティングの会員委員会に感謝です。

今日から本格的にプログラムがスタートです。今月のテーマは「雅」
最初に10分間の教育プログラム「ITCの歴史」を学びました。
2年目のメンバーだけでなく、今一度基本に戻ることの大切さを感じました。
80年以上の歴史の中に私たちもいる。そして未来に向かって新しい歴史を作っていきましょう。

「古典に親しむ」は全員が5分間スピーチです。切り口は自由、さまざまなアプローチが出てきました。
長唄・額田王・オオクニヌシの命・・・・・
いつもながらそれぞれの個性が際立つスピーチでした。興に乗って多少タイムオーバー。
クラブの目標「時間を守る」が達成できずに、PLとして反省しきりでした。

                                                      プログラムリーダー太田 雅子


     
  プログラムリーダー