春を詠む
俳句
前例会のミニ講座 「俳句を学ぶ」で俳句の基本を学び お題 「春を詠む」ということで個性的感性の込められた句が集まりました。 数々の句会を主催されておられる岡部幸子先生をお招きしてご指導を 頂きました。 誰の句か知らずの選句をして句が表現する気持ちを感じ取ることもしました。 先生の選評によって生まれ変わる俳句、17文字で表現する魅力と言うもの を感じました。 明るいなごやかな雰囲気で楽しい一時でした。 |
ゆうざくら 匂うところで 母待たす 岡部 幸子 |
浜名湖は 青海苔摘みて 春を呼ぶ 朝元 千恵子 |
春がすみ 中に立たずむ 仁王像 井上 好子 |
花便り 心うきうき 旅仕度 河島 雅子 |
孫娘 笑みがこぼれる 雛の前 三宅 正代 |
春の風 発車を告げる 若き声 太田 雅子 |
柔らかく 静かに流る 春の海 大友 八重子 |
蕗のとう 初とり味噌や 師を想う偲ぶ 斎藤 くら |
啓蟄と 名ばかり今朝の 寒さかな 斎藤 佳枝 |
久々や 友の笑顔と 桃の花 染谷 順子 |
ろう梅の かおりや父母 なつかしく 鈴木 寿子 |
寒椿 犬に連れられ 遠回り 鈴木 三枝子 |
抹茶点て 春の息吹に ほっとする 鈴木 貞子 |
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